MENU

HOMENEWS > 蔡 真彦さん送別会

蔡 真彦さん送別会

蔡 真彦さん送別会

2024.03.25

NEWS

米山奨学生の蔡真彦さんの送別会が開催されました。彼女は最後の卓話で、2018年5月に石橋に来てからの留学生活について語り、その経験を振り返りました。

支えられて成長した4年間

まず、蔡さんは自身の成長を語ります。彼女は、女性が必ずしも好まれない社会に生まれましたが、家族からの愛と支えを受けることができたと感謝の意を示しました。成績を得るためには自身の努力だけでなく、家族の支援も大きかったと述べ、成績が得られなかった人が必ずしも努力を怠ったわけではないと強調します。この謙虚な姿勢が、彼女の人間性をよく表していました。

なぜ留学を決意したのか?その理由

続いて、蔡さんは留学を決意した理由について説明しました。大学で研究職に就きたいという夢を持っており、日本には多くの優れた大学がある中で、大阪大学の日本語学研究室を選んだ理由を話します。言語学の分野は広く、特に内向的な性格から自分のコミュニケーション能力を向上させたいと考えたのです。応用言語学を学ぶことでその問題を解決できると期待していました。

忙しい日々に癒しを見つけて

最後に、キャンパスライフの中で癒しを感じる瞬間について触れました。蔡さんは、まちかねこや美しい中山池の写真を共有し、研究生活の中で心の癒しとなる風景や出来事を紹介しました。自然の美しさや日常の小さな喜びが、研究生活の中で大きな支えとなっていたのです。

送別会は、蔡さんのこれまでの努力と未来への期待を祝う温かい雰囲気の中で進行し、参加者全員が彼女の今後の成功を心から祈り、再会を約束して送り出しました。蔡さんの卓話は、彼女の真摯な姿勢と未来への希望に満ちたものであり、聴衆に深い感銘を与えるものでした。

一覧を見る

トップへ戻る